境界と多面
溶けそうなかご
輪郭をなぞるⅦ
福田 笑子
Shoko FUKUDA
バスケタリー作家
Profile
2013 | 大阪芸術大学大学院芸術研究科芸術制作専攻(染織)修了 |
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2019 | The Exhibition of Japanese Fiber Art "Basketry"(M. Žilinskas Gallery/リトアニア) |
BREEZE FROM THE EAST (Resonance Gallery/ブルガリア) | |
第4回 金沢世界工芸トリエンナーレ(金沢21世紀美術館/石川) | |
第32回バスケタリー展(山脇ギャラリー/東京) | |
2021 | 第33回バスケタリー展(Web展覧会) |
個展 BASKETRY(GALLERYGALLERY/京都) | |
Crafted & Curated online showcase (through-objects.com) | |
つかうかご・つかわなくてもかご展(島田美術館/熊本) | |
国際工芸アワードとやま 入選 | |
2022 | Study:大阪関西国際芸術祭/アートフェア大阪 2022(グランフロント大阪) |
sanwacompany Art Award/Art in The House(大阪) | |
Crowdsourcing the Collective(browngrotta arts/米国) | |
織りの世界とBasketry(京都芸術大学 Galerie Aube) | |
現在 | 神戸芸術工科大学非常勤講師 |
web: www.fukudashoko.com/
コラボレーション
伝統工芸士(高岡漆器)
高岡市伝統工芸産業技術保持者
斉藤 慎二
富山県高岡市古定塚8-51
かごから着想を得て、苧麻やナイロン糸などの柔らかな素材を編んで、立体を創作しています。かごを抽象的にとらえ、渦巻き状の構造における面のあり方を意識しました。編む行為によってねじれる現象に着目した作品や、ひと続きの面に角や襞をつけることで多面的な形を探求した作品などを展示いたします。
今回のプロジェクトでは、素材の柔らかさを残しながら部分的に漆加工をすることで、漆と繊維の対比による視覚的かつ機能的な効果を想定しました。色の対比で面の変化を強調することや、硬さの違いによって曲がり具合の異なる角をつくることなど、かご編みにとって面とは何かという問いを、新たな視点から考える手がかりとなりました。